熊被害@富山

熊被害@富山
目次

これ以上は放置できない

11月16日も続く熊被害。富山県富山市で柿の木を切っているときに男性2名が熊に襲われ重傷のようだ。「何とか見つけて駆除しないと、これ以上は放置できない」 という、熊の被害に直面し地元の人々の命を守るために日々考えなければならない地元自治振興会の会長の言葉は非常に重たい。

やはり危険と隣り合わせの人々を差し置いて安全な場所から文句を言うような愚かな行為は避けて、まずは目の前の危険を排除し、安全な状態を確保してから動物保護の動きや話し合いを行うべきだと、心から思う。

熊は冬眠前には脂肪を蓄えるため体重が15~40%増えるそうだ。順調に冬眠準備ができているのが熊の中でも力が強い個体で、それらが食料へのアクセスを縄張り争いを通じて確保するため、争いに敗れた個体は食料を手に入れることができなくなってしまうようだ。

現に、人里に下りてくる熊たちも丸々と太った熊と、ガリガリに痩せている熊に二極化してしまっている様子。太った熊達は、新たな食糧の味を覚えて今後も引き続き人里に下りてくる危険性をはらんでおり、ガリガリの熊達は食料が確保できていないためのストレスなどによって凶暴性が増しており人身被害の懸念がますます高まる状態になってしまっているようだ。

またガリガリの熊はそのままでは冬眠ができない状態のため、冬眠が可能になる脂肪を蓄えるまで、延々と市街地に餌をあさりに来る恐れがあり警戒が必要になっているようだ。

富山はペットバレーのエントリーでも何度も出てくる熊頻出地域の一つ。

北海道や東北の知事達が環境大臣に依頼していたように指定管理鳥獣に熊を早急に加え、一匹でも多くの熊は駆除することによって住民の安全な生活の確保が急務だといえよう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次