9月28日(水)。快晴。ペットバレー号を運転して現地まで来るのは2回目だが、片道1時間強の運転は決して楽ではない。片道1時間でも疲れると感じているのだからもし富津市の土地を動物保護シェルター用に購入できていた場合のことを想像するとゾッとする。毎回片道3時間以上の運転をする想定がいかに馬鹿げたものであったか反省すると共に、改めて日々何時間も運転し続ける仕事に従事している方々への感謝の念を忘れてはいけないと思った次第。


検討をもとに動物保護シェルター作りを開始
さて、15日の作業の下調べを経て確認した作業の順番を元にいよいよ作業を開始した。作業箇所を大きく分けて4つで以下の順番に攻略していきたい。
- 家屋南側=庭跡地
- 家屋西側
- 家屋北側
- 建物のリフォーム

家屋南側の整備
まずは建物の南側に位置、鬱蒼たる(以前は)庭(だった場所)から手を付け、全く見えない地表を目指したい。そう、目指したいのはやまやまだが写真から見て取れるように何をどれくらい放置したら庭がこんな状況になるのだろうかと考えてしまう惨状だ。
足元はいくつかの層が出来上がっていて、伸びに伸びた雑草や竹が一番上。その下には以前の所有者さんがやったのか不明だが伐採や剪定をした木の枝などが層をなしていてその下にも短い雑草や大量の昆虫が動き回っている。足の裏が地表に接地している感覚は皆無で靴裏には乾いた枯れ葉や枯れ枝、腐葉土などの感触が伝わってくる。

手始めに枝を纏めていこうと試みたもの枝葉が絡み合いすぎていて一本一本枝を塊から抜き出すことさえ出来ないため、鎌を使ってあらゆるものが絡み合っている状態から切り離していく。作業がスムーズに進むわけではなく、鎌で簡単に切れるものと切れないものが入り混じっているため、一々手に持った鎌を置いては両手で絡み合ったものを剥がしていく作業に苛立ちを隠せない。

南側は地面から生えた草木を刈り取っていくというよりも既に剪定されたり刈り取られた草木が地面から生えた草木の上に積み上げられているような状況。単に切る作業でもなく、単に運び出す作業でもなく、「綺麗に片付け可能な状態を作っていく」必要が発生した。例えば下の写真のように切り落とされた太い枝から枝分かれしている枝を切り落として太さを揃えて束ねやすくするような作業が良い例だ。

黙々と作業をこなす事2時間ほど。草木が積み上がっている状態を整理するには、枝と枝が絡み合って動かなくなっている箇所を一本一本処理していく必要があり、Amazonで購入した電動剪定バサミが大活躍してくれた。
似たような形状の電動剪定バサミは無数に存在しているが、中国の同一工場から作られたOEM商品が出回っているようなのでどれを買っても大して差はないのだろうと推察する。

少々角度は違うが本投稿の一番最初の写真と同じ場所を撮っている。かなりスッキリとしたのがわかっていただけるだろうか?初回の作業といては結構手応えがあると感じた。焦らず着実に作業を進めていきたいと思う。
