真横の道路を通っても気が付かない廃墟が候補地
とある不動産会社を通じて興味を持ったのは千葉県富津市の物件。
条件的に魅力的だったので現地訪問のアポを入れ少々小雨が降る中、アクアラインに乗って約62km程度走行して富津市の方へ。アクアラインは未だ割引料金ではあるけどそれでも高い。アクアラインを使わずに一般道を使って富津まで行こうとすると走行距離はグーグルマップ算出で約89km。
「…ん?これ頻繁に通える距離なのか??」という一抹の不安を感じつつも現地へ。
子供三人いる我家の自家用車は車体が大きいのだが、富津市の上飯野へ向かう道路は道幅が狭い場所も多くナビを使っていても目的地がよくわからなかった。車が止められそうな場所を見つけて停車し住所をグーグルマップに入力して正確な位置を改めて確認してみる。
「あれ…?俺、ちょうど目的地の前にいることになってるんだがな?」あたりを見回してみて目の前の木が生い茂った一角を何となく直視すること数秒。
「・・・ここなのか?」
車を降り木の多い茂った一角に足を踏み入れてみる。
あった。
どうやらこの場所こそが現在売りに出されている富津市上飯野の土地だったようだ。
物件目録的には
- 非農地:5,973.01㎡
- 農地(売買不可):1,829㎡
となっていて、農地部分は現時点では購入は不可能なため実際の売買は非農地部分のみとなる。とてつもなく広大な土地と思いつつ実際には4,665㎡の山林がカウントされているため実質は1,300㎡前後が主用途部分となる。
提示されてる価格に比して広大な土地の広さからも、コンディションは覚悟していたのだが想像をはるかに超えてきた。以下、心して写真を見てほしい。
古屋敷は躯体が厳しそうだが何よりも敷地内や屋内の残置物の多さに苦労するのは間違いないが、それらを差し引いてもこの広さは魅力的である。一緒に買いたくても買えない農地の問題や、一度手に入れてしまったら手放すのが難しいと言われる山林が入っているとしても、これらを全て有効活用できた場合の未来を想像するのは何とも楽しいじゃないか。
「為せば成る。為さねば成らぬ何事も。為せぬは人の為さぬなりけり。」
ただしながら…帰り道もアクアラインを使って東京に帰ったが一般道を使って富津市まで行っておいた方が良いかもしれないと感じた。
アクアラインを使うと巡航速度も高く到着までの所要時間が短くなる分費用が嵩むことを考えるとなるべく一般道で行きたい。が、一般道で行くと片道89km、往復で178kmだ。平均時速60kmでも約3時間。
ストップアンドゴーが頻繁に発生する一般道でそんなスピードで平均速度を維持できるわけがなく、そう考えると運転時間だけで毎度6時間を余裕で超えてくるということになる。
ガソリン代も膨らむ。そして何より私の腰が耐えられるか、という大きな問題も出るだろう。
だがこれらに耐えてでもこの場所でシェルターを作ることができた場合の魅力は大きい。無鉄砲と言われればそれまでなのだが自分の中での気持ちとしてはほぼ固まっている実感はある。
よし。前に進もう。
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