茨城県龍ヶ崎市の動物保護シェルター候補地視察

茨城県龍ヶ崎市の動物保護シェルター候補地視察

2022年8月6日(土)真夏日。ここ何週間かやり取りをしている不動産会社からの紹介で興味持った茨城県龍ケ崎市の動物保護シェルター候補地の視察をすることにした。候補地とは言っても本日の視察後には不動産会社に買付を入れる予定で購入前の最終確認と言って差し障りない。平日に行く時間を作れなかったため週末に家族との時間を上手く連携して茨城県龍ヶ崎市までいくことにした。

今日の計画はこうだ。

  1. たつのこまち龍ヶ崎モール
  2. 妻と子供達は龍ヶ岡公園で遊ぶ
  3. 私は徒歩で動物保護シェルター候補地へ視察
  4. たつのこまち龍ヶ崎モールに戻って食事
目次

たつのこまち龍ヶ崎モールと龍ヶ岡公園

東京から常磐道を通ってドライブすること1時間半弱。東京から遊びにいく方角としてはいかない方向で馴染みがないためハンドルを握る手も緊張気味だったが首都高のように出口や分岐が右に左にと出現はせず道なりに進み続け、たつのこまち龍ヶ崎モールに到着。

ショッピング目的ではないため子供達は車を降りると、進む方向を確認し目的の地に向かっていった。そう、彼らの目的はこれだ。子供三人を妻に任せて私はシェルター予定地の視察に向かう。

【龍ヶ岡公園にあるたつのこやまの長い滑り台】

動物保護シェルター候補地まで徒歩で

たつのこまち龍ヶ崎モールを出てグーグルマップを確認しながら早速シェルター候補地に向かって歩き始めた。

【龍ヶ崎モールからシェルター候補地まで】

灼熱の太陽の下、グーグルマップ計測で50分強歩くことに迷いはなかったが、たどり着けるかどうかにはわずかな不安があった。それはなぜか。歩き始めてしばらくすると私個人的には普段見慣れない景色が広がってきたからである。

【進む方向はこっちのはず…】

進行方向に進んで本当にたどり着けるのだろうか…と一抹の不安を覚えつつ前に足を運ぶ。右手に森、左手には田んぼという景色に変化はなく立ち止まっているような錯覚を覚えた。額の汗を拭うことなく歩き続けふと辺りを見回してみた。

【周辺を見回したらもっと不安になった】

トトロでも出てきそうな雰囲気だ。いや、迷子になっているなら猫バスか?などとくだらないことを考えつつ、山道の上り、森の抜け、着ている服も汗で絞れそうになってやっと目的地に到着した。

動物保護シェルター候補地に現地確認

【シェルター候補地南側からの写真】
【動物保護シェルター候補地東側からの写真】

この茨城県龍ヶ崎市の動物保護シェルター候補地は古家55平米付の土地750平。

もっと大きな場所の確保は当初から検討もしていない。理由は単純で動物保護シェルターを作るのは初めての経験のため運営予算や必要な活動工数も予測がつかないためスモールスタートをする方が安全と判断した。また何よりも寄付やボランティアに活動原資の大半を依存する形では継続的かつ計画的な活動が出来ないと考えると、やはり今の私の選択肢としては実現可能性を重視した方が賢明だ。

寄付やボランティアによる活動を否定しているわけではない。既に稼働しているシェルターで寄付やボランティアで債務超過に陥っておらず継続的にコストをカバーできているのであれば素晴らしい運営と考える。

ボロ家屋については現実逃避をし再建築という最終選択肢は残しつつ可能な限りはセルフリフォームを行いたい。

ただし躯体の状態は良くないし傾きもありそうだ。セルフリフォームが出来るかどうかという問題は一旦横に置いてくとして、55平米の家屋内に常駐スタッフの部屋や生活設備以外は全て保護動物用のスペースにするつもりだ。

敷地750平米を最大限活用するば動物の運動スペースは十二分に確保できるだろう。ただし、思っていたよりもはるかに土地の整備が大変そうだ。750平米の境界線も不明瞭なところがあり後々問題にならないことを願うばかりだ。

水道は上下水ともに接続ができない地域で水は井戸水、下水は浄化槽になっているが周囲に人も住んでいるので大きな問題とはならないと考えることもできよう。

「いや寧ろ周囲に人が住んでいることそのものは動物保護施設的には問題になる可能性はあるな」

と自分にツッコミを入れながらも、奥のお住まいから聞こえてくる絶え間ない犬の鳴き声に安堵と不安を同時に感じた。ただし井戸水ポンプについてはまだ電気の接続もしていないので稼働するのかどうか、また同様に井戸水を家屋に接続しているパイプも損傷等がないのかは不明だ。

【敷地東側に面した道路】
【敷地北東。シェルター候補地は写真の右前方方向】

敷地の東から北にかけて面している道は結構な傾斜となっており、敷地は崖のように切り立っている地面が自然の壁となる形。北側から西側にかけては竹や木があるものの動物の運動場として利用するには何かしらの敷居は必要になりそうだ。

いずれにしても、竹や草木が想像以上に多く8月の強い日差しを浴びながら、これらを切って処分していくだけでも相当な時間と労力が必要になることを強く感じ気が重くなる。いや、もしかしたら「気が重くなる」のは、先々に発生するシェルター作りの苦労に対してではなく灼熱の太陽の中をまた再度50分ほど歩いて「たつのこやま」まで帰らないといけないからかもしれない。さて、子供達と一緒に滑り台で遊んでご飯食べて帰ろう。

そして来週には買付証明書を提出するつもりだ。

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