SOAに小論文課題を提出

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ペットと人の共生社会の実現のためのビジネスモデルやアイデアなど

本日、小論文の提出をした。テーマは「ペットと人の共生社会の実現のためのビジネスモデルやアイデアなど」だ。

随分とざっくりとしているテーマだ。確かSOAの配布物にも海外での大型犬の飼い主が電車に犬と一緒に乗っている写真が掲載されて「S-1で実現しようぜ!」というような文言もあった。S-1というのは、スペシャルワンクルーアソシエーションのスペシャルワンの部分を切り取っているのだろう。インターペッツで配布されている資料にもS-1アカデミーといった具合に「S-1」という文言が良く出てきていた。

S-1アカデミーとは、配布資料によると「ペットと人の共生社会実現を本気で考える日本唯一の人材育成アカデミー」となっており、理論と実践を通じてペット業界を背負って立つ人材を育てることを目的としているようだがその有用性については疑問を呈しておく必要もあるかとは思う。

「理論」については座学による経営理論やペット業界に携わる者としての哲学や理念の習得が主なものになっているようだが、特定個人の経験則や成功体験をベースにしてしまうと人材育成という局面においての汎用性は損なわれてしまうため先行する数多くのビジネススクール等で学んだ方が良い気もする。

「実践」については「ペットに関連する会社問題の解決、支援活動の実践」などが挙げられている。会社問題の解決となっているが、たぶんこれは社会問題の解決ということなのだろう。どんなことが学べるかの想像もできないのか苦しいところだ。

短期間での「ボランティア活動」で社会問題が解決できるほど、現状のペット業界を取り巻く問題は簡単な話ではないとは思うが、知識や能力がある人材がその領域に携わることによってトレンドや可愛さ、飼育していくことの楽しみの方面ばかりに目を向けがちな日本のペット業界が抱える負の側面としての社会問題の解決に尽力できる人材が生まれてくるのであればそれは大変喜ばしいことだと思う。

ペットと人の共生社会の実現のため

ペットと人の共生社会実現のために必要なことは何か?という視点で私は小論文と向き合うことにした。ペット産業や業界に携わる人間が集まり、そこにビジネスを創出しようとする場合、その多くはペット飼育者とそれに関連する事業者がターゲットとなる。ペットフード製造会社、ペット関連メディア、動物病院、医療機器メーカー、トリミング施設、ペット関連グッズ、ペットトレーナー、ペットカフェ、ペット遊技場、等々が分かりやすい例だろうか。

これらに関連する何かしらでビジネスを展開する構想を練るのが一番手っ取り早くビジネスを確立できるだろうし、その実現性も高くなると思われる。一方で、ペットと人の共生社会に暮らす人とペットの数の上で、最も数が多いのはペット非飼育者であり、ペットと人の共生社会を実現するために最も大きい影響力を持つのは「ペット非飼育者」になるわけだ。

その為、私はペット飼育者とペット関連事業者達が協力し合うことで、いかにしてペット非飼育者達の理解と協力を得ることにつながるか?という要素をビジネスモデルの核として小論文へ落とし込むことにした。

文章としておかしいとか、小論文としては落第点だ、等のご意見は甘んじて受け入れる覚悟でどのようなものを書いたかはここに記録としても残しておきたいと思う。

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