ペットバレー:動物保護シェルター敷地の地下茎と対峙する

ペットバレー:動物保護シェルター敷地の地下茎と対峙する
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竹との闘いは地下茎との闘いである

いつもはペットバレーの現地作業のタイミング毎に更新をしているのだが、先日、息子とのキャッチボール中に腰を痛めてしまい、しばらく身動きが取れない日々が続いている。

その間にも、整地用にユンボを使うか考えてみたり、次の作業をより効率的に行う方法を考えたりするわけだが、効率性よりも何よりも明らかに問題となるのは竹の地下茎だ。

現在絶賛取組中の土地の整備は、地上においては概ね目処がついているわけだが、地上からは見えない地下茎がどうなっているのかは全くわからない。土地のどの部分に浸食していて、建物の下にもどれくらい侵食しているのかすらわからないのだ。

他方で、手あたり次第重機を使って掘り返すわけにもいかないし、何よりもコストがかかるので重機作戦も展開しずらい。ということ、何はともあれ絶賛元気に伸び続けている地下茎をまずはやっつけるのが先決と判断。

地下茎退治のために用意するアイテムは以下だ。

大成農材 除草剤 原液タイプ サンフーロン

庭師のように剪定などを仕事としている方、竹林を管理している方、竹の浸食と格闘している農家の方などなど、沢山のYoutubeのチャンネルを拝見し、一番効果がコストと効果、取り組みやすさの相性がよさげなのが竹をドリルで穴開けて、そこから除草剤の原液を流し込む作戦だ。

有名どころでいうとラウンドアップという商品があるが、このサンフーロンも同様のグリホサート系と呼ばれる除草剤。

基本的にこのグリホサート系というのは原液を希釈したものを散布するのですが、この除草剤が葉や茎に付着すると、そこから植物の内部に吸収されて根っこもろとも枯れるという仕組みのようだ。

ただし、大前提として自分が対峙したい雑草や植物のライフサイクルをしっかりと把握し、適切な時期に散布をしないと何の効果も出せないようである。竹の場合は、春に向かって竹を大きく伸ばそうと栄養を吸収する時期と、冬の前に地下茎に栄養を貯めようするタイミングが一番のようだ。4月~9月くらいに勝負をかけるのが竹の場合は吉だろう。

ドリルビット

原液を流し込む穴を竹にあけるために必要になるのがドリルだ。これはまだ地表からはえている竹の幹にドリルで穴をあけるという作業になるわけだが、内部に流し込む除草剤を地下茎の方に吸収していってほしいわけなので、まだ元気な竹から攻めた方が良いだろう。

ちなみ竹対策のためにドリルビットを使う場合は、結構大きなドリルを使った方が効率がよさそうである。私はビットサイズにあまり馴染みがないので、一般的なセットを購入した。

ただし竹の幹にある節と節の間に投入した場合、あの空洞に入った原液がどういう形かで竹に吸収されていくのかはよくわからない。要勉強である。

スポイト

ドリルで開けた穴に原液を流し込むために必要なのがこのスポイト。別にこのスポイトである必要もなく大体10mlの量をはかることが(又はプッシュ回数等で判断が)できれば何でもよいだろう。

昔小学生の時に使っていたスポイトを想像してはいけない。もっとはるかに大きなサイズのスポイトを利用しないと10mlの原液を注入するためだけに無駄に時間がかかりすぎるので大きなスポイトをゲットする必要がある。

剪定ばさみ

今回、最後の購入はこちらの剪定鋏。特に竹の伐採の際に発生する大量の枝を切り落とす際に電動剪定鋏を利用するのだが、時々電動剪定鋏だとオーバースペックだと感じることもある。これまではホームデポで購入した剪定鋏を使っていたのだが、ホームデポ仕様はすぐに緩みやズレが生じて切った後の戻りが鈍くなったりしてしまうので新しいのを購入しようと思い立ったのだ。

この剪定鋏は、ちょっと癖があって、ラチェット部分のギミックを解除するために外すロックがちょっと固い。そのため、サクサクと作業を進めたい場合のように一度ロック解除をしたらしばらくはずっと解除している場合には問題ないのだが、私の様に通常時は電動剪定鋏を使い、必要に応じて剪定鋏で細かい処理をするような場合は、ちょっとロックが面倒くさくなる可能性は否定できない。

腰痛の回復を待ちつつ、可能な限り9月中にこれらのアイテムを用いてペットバレーの作業に行く予定だ。最終的な目標は、敷地内(特に建物がある付近)の地下茎は全滅される必要があるのは言うまでもない。

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