動物保護施設作り

いざ北へ

2023年2月27日(月)晴れ。

本日は、M本さんが合流してくれたので2人での作業になる。西側がある程度目処が見えたものの、西側境界線近くまで竹の伐採を進めるか、北側へ伐採を進めるかを現地入りしてから判断しましょうということになり現場へ。

結論、今日は北側を攻めてみましょうということに。

南側(庭)や西側のように竹との戦いが展開されるかと思いきや、現状としては雑木林のような惨状となっている。土地の以前の所有者が手つかずとなってしまった状況とみても明らかに手を付けられないくらいの大きな木もあるため、単純に元から整地などはしたことが無い場所なのかもしれない。

竹、草、蔓、木、柚の木、柿の木などが至る所に存在していて足の踏み場もないという表現が言葉通りの適切な表現になるだろうか。

南側/西側と作業上の違いがあるとすれば北側は東と北が道路(からの傾斜)で区切られており、隣の敷地との境界は林の中になっているため伐採した竹や木をどかしながら整理していくという作業をとことん後回しにできるという点だ。

つまりひたすら伐採をしていき、全部切った後に整理をするという流れが組めるため非常に効率的に進められそうな気がするのだ。

【北側】

東側から北側はこの一角を通っていくことになる。本来はここを完全に整地して奥に進む導線を広くとることが出来れば駐車場を作ったりも可能になりそうだが、残念ながら画面右側のシュロの木の左下に見える物体は井戸水のポンプ。このポンプは地下深くまで届くパイプが直下にあるはずなので、移動は難しいだろう。(素人判断。要確認)

【建物の東側から北側へ入る通路。右側に見えるガードレール奥は道路】

下の写真のように何も考えずにどんどん切ってどんどん積み上げていく。これまでの作業スポットではここまで積み上げる前に、オープンスペースの確保などを加味して伐採を止めて仕分けをしていたが、北側については切れるところまで切り進めてみようと思う。

【どんどん切ってどんどん積み上げてみる】

実際問題として、空間スペースをより確保するために無駄な引っ掛かりを少なくする必要がある。その為、竹を伐採した後は幹と枝を切り離す方がよりコンパクトに積み上げられる。切り離した幹は向きを揃えておけばさらに省スペースだ。枝の方は後からはの切り離しが必要になるので適当に周辺に投げ込んでおけば良いだろう。

【北側の一角がオープンスペースになった様子】
【少し引き気味に全体を撮影した。一気に開けた様子がわかる。右側にM本さん】

下の写真は、東側から北側へ登り傾斜で弧を描きながら登板している道からの撮影になる。中央の開けた空間から建物を視認できるが、今日の作業開始前では竹藪の存在しか確認出来なかったものになる。

このペースで北側の開拓が進むとかなりスピーディーに動物保護シェルターのリフォームに近ずいていけるのではないかと期待が高まるのを感じる。

【北側の道路から家屋の方を撮影】

ちなみに北側道路の境界杭は上記写真を撮った位置から上に15m前後登った場所にあった。この杭から西側への杭までは直線で結ばれるわけではないようで、西側の杭から北へ伸びた直線と北側の杭から南南西方向に伸びた線が交差する地点を結ぶ形で敷地になっている。

【北側道路にある境界杭】

今日も大活躍の工具類。私が行っている作業では一番危ないけど一番役に立つのは2色(黒と緑)の電動剪定鋏。レシプロソーは竹の伐採に、小型シェーンそーは太めの竹を小さく切断するために使っている。

レシプロソーは素人ながら頑張って使っているものの太い竹を切る際に斜めに刃を入れないと切り進んでいく途中で竹に挟まれて刃が動かなくなってしまうようだ。これは完全に私のスキルの問題で工具の問題ではないのだが、結局はどれだけ優秀な工具を持っていてもそれを活かせるかどうかは使い手次第という現実を日々実感しているところである。

【作業で大活躍している工具達】

ところで竹の切り株は筒状になっているため水が溜まりやすい。昔切られた竹の切り株にたまっている水は竹が腐っていく過程においてもそこにとどまっているようだ。

そんなことも知らずに古い切り株をレシプロソーで切ろうとした切断と同時に大量の水(のようなもの)を頭からかぶってしまった。この液体、ドブ水のような匂いがするのだが豪快に浴びてしまったため自分自身の周辺の匂いが不快になるレベルで臭い。

何事も経験というが、この苦い(臭い)経験をもとに二度と切り株にたまった液体を浴びることの内容に最新の注意を払って作業を継続したいと心に誓った日であった。

【ドブ水のような匂いを浴びた作業着】

ABOUT ME
Petvalley
Petvalley管理人のESHIKAです。 2022年8月に茨城県龍ケ崎市に動物保護シェルターを作る活動を開始。 本ブログで述べられている見解や意見は私個人のものであり、所属する組織の見解や意見ではございません。