公益社団法人秋田犬保存会

公益社団法人秋田犬保存会
目次

いろいろな法人があるのだな、と。

数少ない日本犬となる秋田犬。かつては絶滅の危機に瀕した際に種の保存を目的として発足しているそうだ。そのような活動の結果として、現在においては世界中から200匹以上も渋谷に集まってイベントができるほどにその数を増やすことができていて本当に素晴らしい。

12月2日と3日で東京渋谷で、秋田犬にまつわるイベントが開催された。

2日はハチ公生誕100周年で記念イベントとして秋田犬が渋谷の街を散歩するパレードが行われました。3日は「世界一の秋田犬」を決める展覧会が開催され、その目的は秋田犬を守ること。日本犬というのは日本原産の純血種で6種いるらしい。

ちょっと関係ないが、動物の権利とか動物倫理とか、動物はどんどん人間と等しく扱われるべきという考えを持った人たちが一定するいるので、そのうち人種差別ならぬ犬種差別なるものも台頭してきたりするのだろうか。

実際問題としては、犬というのは人間が意図的に交配をさせて新しい種類を作ったりもするので、厳密には純血種という扱いがどのような範囲に適応されるのかはよくわからない。交配をした新しい犬種が認められ、その犬種同士の子犬が産まれた場合は純血種ということになるのだろうか。別にどっちでもいいのだろうが、仮に犬種差別なるものが台頭してくるのであれば、そのあたりの言葉の定義理解も重要になってしまうタイミングがあるのかもしれない。

純血種か否かという問題は、遺伝子の状況と表裏一体ではあり、例えば人間が好き勝手に行ってきた交配により生み出されている犬種は、先天性疾患を抱えたまま生まれる場合があり犬種によっては発生率が高い疾患もある。

JAHD Networkのようなものがすべてのペットに適応されていれば、疾患の発生を低減できたり、早期発見によって問題が大きくなる前に取り除ける場合もあるようだが、残念ながらこの世の中は意味や価値があることが必ずしも普及しないという悲しい現実があり、JAHDも当然というほどの普及がなされているわけではないようだ。

私は、ペットバレーの現場作業をしながら時々思うことがある。周囲に認められなくても自分が信じた信念を頼りに人力をするべきなのか、周囲に認められてこそという価値判断をもって、そのためには望まない形であっても受け入れて進むべきか。

二者択一である必要がそもそもないのであろうが、私自身はそこまで器用にふるまえるほど生き上手ではないから、結局は自分の信念を貫くという生き方を選びそうだな、と。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次