ハンターが負傷する事態@北海道

北海道滝上町上渚滑原野
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市街の被害と狩猟時の被害

滝上町上渚滑原野の山中でハンターがクマに襲われ重傷とのこと。

駆除活動ではなく狩猟とのことなので、これは人里に降りてきた熊に襲われたという話ではなく、あくまでもハンターが狩猟をしに山に足を踏み入れた上での負傷である点は間違わない方が良い。

東京から来た男性と町内の地元ガイド、男性もう一人で山に入り熊や̪鹿の猟をしていたのだから自業自得だ!などというつもりは全くなく、自らの意思て狩猟をしに行く理由ももし足したら昨今騒がれている熊被害を少しでも減らそうとしての行動である可能性もあるので殊更良し悪しの判断をするつもりはない。

またどのような理由であれ人身被害に発展している限りはやはり重大な事案であることに間違いはないはずだ。ここでは、あくまでも事実として昨今問題になっている市街地や畑などに侵入してきた熊による被害というわけではないという点は抑えたいとおもう。

住宅街に来る熊というのはこういう熊。

自宅の小屋につるしてあった干し柿が熊に食べられてしまった…ということではなくて、そもそも自宅の小屋に熊が来ているという点が重要なわけだ。島根県の浜田市のニュースも、やはり新聞を配って配達先を回っている際に熊に遭遇している。

この鶏小屋から出てきた熊を蹴っ飛ばし投げ飛ばした80歳の元猟友会のおじいちゃんについても同様だ。…いや、蹴っ飛ばしたとか投げ飛ばしたとか、そういうことに疑問符をつけているわけでは断じてない。そういうことを言いたいのではなく、自分の敷地になる鶏小屋に熊がいる、という事実そのものが恐ろしいことであり、このエントリー冒頭の熊被害のように山に行った上での狩猟者と熊の戦いとは区別すべき、ということを繰り返し述べているわけだ。

人力に頼らず、安定して確実に仕事を遂行し人々を守ることができる、という点を期待するのであれば、やはりドローンの活用や熊カメラなどに国のお金を投下し本格的なものを作り運用する方が現実的な解決策になるのではないだろうかとも思ったりする。

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