熊・熊・熊の次はナイルオオトカゲ

ナイルオオトカゲ降臨

熊の被害がひたすらニュースを賑わせる中で突然異色の動物ニュースが飛び込んできた。

さすがに街中でナイルオオトカゲを見つけたら、誰でも一瞬思考が停止してしまうのではないだろうか。

場所は、香川県小豆島。

本州と四国の間にある小豆島。いかにもトカゲがいそうな島…と言いたいところではあるが、実際には日本にいる生物ではなく、ペットで飼われていたナイルオオトカゲが逃げたのか、あるいは逃がされたのか。

このようなエキゾチックアニマルは見てくれる動物病院の数も多くはなく、飼育も簡単ではないようだし、逃げた個体が一匹だけの場合は繁殖もできないだろうから数が増えてしまうリスクはないのであろうが、いずれにしても生態系に影響を与えかねないもんだいなので、このような動物を飼育する人達は、自分たちが背負っている責任の大きさを認識したうえで飼育してほしいものだ。

秋田県の熊被害

今回もまた秋田県。秋田県羽後町のゴルフ場でボールを片付けていた女性が襲われてしまった。場所はこの辺り。左上に、先日熊被害が発生してしまった由利本荘市がある。やはり秋田県一帯にツキノワグマがいるようだ。

秋田県の佐竹敬久知事はこの状況を「もはやクマ戦争」と表現してその危機感をあらわにしている。「まずは今のところ見つけたら撃つ、撃てる状況でね。これを徹底して、まず今は緊急避難的にね、これが一番だと思います」とのことで「見つけたら撃つ」という方針。

この対応は当然であり、まずは県民の命を最優先に対応をしているのだろう。もう少し立てば冬眠の時期になるのだろうから、あと何か月かを耐え忍べは当面は対策をするための時間が稼げるのかもしれない。

根本的な対策が取れるまでは、くれぐれも命の危険にさらされることのないように注意し現状を乗り切れることを願うばかりだ。