EM-5 MarkIIの電池蓋が故障
一年間、ペットバレーの変貌を動画(未編集)に収めてきた私のカメラ。バッテリー交換の頻度が祟ってか電池蓋の開閉を担っている雫のような部品が折れてしまった。サムネイルの写真の赤線で印をつけている部分がそれだ。
ネット情報を漁りながらどうにか修理する方法はないかと探してみたがどれも情報が古くネット情報と同じアクションで修理ができることはないのが現状。
メルカリやヤフオクで電池蓋だけ売ってたりしないのだろうかと探してみたが、同じように折れてしまった蓋は売っているが、折れてない電池蓋だけは流石に見つからない。タイミング次第ではメルカリやヤフオクでも見つけることが出来るかもしれないので、とりあえずチェックはしてみることをお勧めする。
アリエクスプレスで互換品のような物が5500円前後で売っていているが高い。正直なところ他に比較材料がないので値段が高いのか安いのもかもよくわからない。
カメラのキタムラに連絡をしてパーツの取り寄せか修理ができないか聞いてみたが、そもそもパーツの取り寄せだけはできないとの回答。で、修理業者への取次はしてくれるとのことだが、見積もりを獲得できるのが…取次をしてもらった後に依頼の有無に関わらず取次費用は1100円かかるとのこと。まぁ、そりゃそうだよね。
過去のブログだけを根拠にするのは愚かだろうが、以前はパーツだけの購入が1000円ちょっとだったことを考えると値上げによる値上げが続いたとしてとAliExpressで売ってる互換品はだいぶ高いのだろう。
こちらのブログでも同じようなトラブルで修理を試みていらっしゃり、パーツの値段を把握してるようだ。
さて…どうしたものか。
2段階で解決してみる
とりあえず2段階の作戦で対処することにした。
まずダメ元でこの折れた箇所に接着剤を塗り、可動域との接触を回避した状態での接着を試みる。その成否に関わらず、この蓋部分が無くてもカメラを使用できる形を考える、というものだ。
「電池蓋の開閉を担っている雫のような部品」は円の形をした部分の中心に3mmくらいの支柱がありそれが動作を支えている。破損するのもその部分だ。直径3mmの円から漏れな形で接着剤でつなげれば運が良ければ動作を確保した上で、破損パーツの接着ができるかもしれない。
実際問題として、私の場合は破損パーツの接着に成功したのだが、やはり壊れてしまうかもわからないので、やはり安心して使い続けることが出来るようにしなければ安心して外にカメラを持っていくことは難しい。
で考えたのがHLD-6Gというパーツだ。これはカメラを持ちやすくするためにグリップをつけるものでバッテリー蓋の有無に関わらず、バッテリーを内部に閉じ込めることが可能になる。
写真を見てもらえばわかると思うが、このグリップは完全にカメラ本体のバッテリー蓋をふさぐ形になるので、ある意味では蓋の有無は関係がない。しいて言えば、本体とグリップの間が完全防水等になっているわけではないので水や埃等には注意が必要だろう。
しかし、バッテリー蓋の故障の対策としてこのグリップを使う場合の利点はそのまま問題点にもなる。問題点とは、グリップでバッテリー部分をカバー出来てもバッテリー交換をする際にいちいちグリップを外さなければならない点だ。バッテリー交換頻度が高いようであれば全くおすすめできない。
ではHLD-6Pというパワーバッテリーをつけるのはどうか。パワーバッテリーはグリップとセットになっているのでこれをつければ、重たくなってしまうものの、電池蓋の場所を完全に塞いだ上に、パワーバッテリー側で電池交換が可能になる。
もちろん使い方は人それぞれなので重量が上がることが許容できない人もいるだろうが、私の場合はほとんど定点で撮影をするだけなので重さは気にならない。私はこの解決策を選択した。
今やだいぶ古くなってしまったEM5 mark2だ。わざわざこの金額を払いたくはないと思う人も多いかもしれない。その場合は、残念ながらEM5 mark2はそろそろ引退をし後続機にポジションを譲る時が近いのかもしれないね。
カメラが趣味でも何でもない私にとっては初めて買った高いカメラで、なんだかんだで愛着もあるので、故障して使えなくなるまでは使い続けたいと思っているので、パワーグリップ一択となった。せめてペットバレーが完成するまでは現役で頑張ってくれ!
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