柿の木を切る

柿の木を切る

2023年5月15日(月)雨。

今日は雨模様なのだが、怪我を経てしばらく現地入りできなかったMIYAMOTOさんのやる気ゲージがMAXを振り切ってしまい「雨はやむかもしれないから行きましょう!」という精神論に後押しされて現地入りすることになった。天気予報では雨マークなのだが、ポジティブなMIYAMOTOさんはきっと雨雲なんて吹き飛ばしてくれるに違いない。そう信じて、いつも通り龍ヶ崎に向かった。

道中を運転している際にも車のワイパーを常時ONにして使わないといけない程度の雨は降っていたが、龍ヶ崎に近づくにつれてだんだん雨足も弱まり、到着時には雨は降っていなかった。

さすがMIYAMOTOさんだ。

目次

西側を境界杭まで伐採したい

一年近く作業をしてきたが敷地は大きく分けると南側、西側、北側にそれぞれスペースがある。

地表表面近くにある地下茎の問題は依然対策をしっかりと考えなければならないのだが現時点で私ができることは限られているので問題は先送りにしておく。

南側は、一般的には「庭」と呼ばれるであろう場所になっていて整備は8割程度は完了している。

北側は、広い敷地が広がっているが太い木を除き、残りの竹を処理する必要がある。整備状況は5割程度だろうか。

そして問題の西側がこちら。

一番骨の折れるゾーンは西側
【一番骨の折れるゾーンは西側】

写真の左側にある道の先に電柱のようなものが見えるのがわかるだろうか?その近辺に境界杭があるので、西側はそこまで竹を切り進めたいのだ。進めたいとは思っているのだが…、この写真のように竹の壁が行く手を遮ってくる。

一心不乱に切り進むこと数時間。結構な量の竹を切った。下の写真を切った竹をさらに整理した状態。

切った竹の整理
【切った竹の整理】

下の写真が本日の作業後の西側だ。2つ上の写真と見比べてみてもあまりわからないかもしれないが、これでもかなりの量の竹を切り取った形になっている。まだまだ終わりが見えないような戦いになっているが少しずつでも完成に近づいていきたい。

さて、西側の作業が一区切りついたころに雨がポツポツとまた降り始めた。私の気持ちの中では、「ちょっと早いけど今日はもうあがった方が良いかな」となっていたところに、またMIYAMOTOさんが変なことを言い始めた。

「柿の木、切ってみますか!」

この人は何を言ってるのだろう。

作業後の西側の状態
【作業後の西側の状態】

柿の木を切る

実は、天気予報を見たときに雨が降ることはわかっていたので、今日は動画の撮影機材を一切持ってきていない。そう考えると、今日、柿の木を切ってしまうことはいろいろな意味で得策ではない。

動画編集まではまだやっていないが、作業を始めた当初から延々と作業している動画をとっている手前、普段とは違う作業を動画に残しておきたいのが正直なところだ。一方で、そもそも素人が柿の木を切るというのは危険な行為であり物議をかもすことになるため、動画をとっておいてもそれを使えるかは微妙な線かもしれない。が、取っておくにこしたことはないだろう。

いずれにしても、目の前にいる人はすでに柿の木を切る気満々だ。もう後には引けなさそうだ。

柿の木伐採②
【柿の木伐採①】

ロープを枝に引っ掛け、一人が引っ張り、もう一人が気を切る。そんなことは何度となく繰り返しつつ、何とか伐採に成功した。

写真には残せていないが、屋根の上の方まで延び指定待った枝が引っかかって落ちてなかったり、散々であった。

最終的にはマキタのレシプロソーで切ったが、そこに至るまでには手のこぎりをつかってみたり、まき割用の斧を使ってみたり、となかなか忙しい。これは斧やのこぎりで切ろうとしてみた痕跡である。

いろいろな道具の痕跡
【いろいろな道具の痕跡】

素人がしっかり調べもせず、理屈も理解せずに見様見真似でやってみた痕跡がこれだ。Youtubeでチェーンソーで木を切っている人たちがこんな感じでやってたな…とか思いつつ切り口を入れてみたが、そもそも倒したい方向の逆に切り口を作っていて、もう何をしようとしているのかも不明だ。

間違った切り方
【間違った切り方】

悪戦苦闘しつつも最終的には柿の木を切断することに成功した。今日の作業はこれにて終了としたい。北側で行わないといけない優先度の高いものは残っていないので、しばらくは再び西側との闘いがはじまるのだろう。

そんなことを考えながら、MIYAMOTOさんと帰路に就いた。帰り始めてすぐに強い雨が降ってきた。終えるタイミングも、行った作業も、素晴らしい一日だった。

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