竹がささった室外機

竹がささった室外機
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竹は通れるところはどこにでも侵入するらしい

2022年12月19日(月)晴れ。

先日、本格的に着手した家屋西側の竹藪伐採。

前回の有料廃棄物処理場へ大量の竹屑を持ち込んだのが11月22日なのでそれから一か月程が経っている。作業日にしては4回分でまたかなりの量の竹屑ができあがっている。どれだけ溜まっているかは後から出てくる写真でも確認できる。

ペットバレー敷地西側にある真竹群を少しずつでも切らないと西側と北側への活路を開くことはできない為、一本ずつでも切る。この一本が、篠竹のそれよりも太く、また竹の上部で分岐している枝、その先にはえている葉っぱに至るまで、篠竹よりも量が比にならないほどい多く、5本前後切っただけでも篠田家の30本分くらいの感覚と同じになる。

何本かを切り始めてから一日の作業の時間内に竹の幹や枝、葉が一気に庭にたまっている様子が以下の写真からもわかってもらえるだろう。

【当初は4本程度しかなかった真竹の切りくず】

竹の本数が何本を増えているように見えるが実際に伐採をした本数は5本にも満たない。切った真竹を取り回ししやすいように(本来ではやるべきではないが)レシプロソーで切断をしたため、長さ1メートル強の真竹がたくさんあるように写真では見える。

【追加で真竹を数本切っただけでも嵩がずいぶんと増す】

さらに真竹を切り進めると同じペースで竹屑が増えていく。真竹の幹は太く扱いにくいのは確かだが、どちらかというと上の方にある枝や葉の方が処理に時間がかかり個人的には苦手意識が高い。

【さらに切り進めていくと腿の高さほどまで積みあがってくる】

順序として、真竹の幹に枝が残らないように全ての枝を切り落とし、その後、枝の分岐の大きさを見つつ太めの枝を中心に余計な小さい枝を切る。最後に、太い枝と小さい枝の両方に残っている葉を全て切り落とす、とやるわけだ。

幹は曲がっていたとしても重みがあり何本も並べても竹そのものの体積とほぼ同じ程度の空間占拠率だが枝は違う。それぞれが好き勝手な方向に延びていて、仮に同じ方向に並べても枝と枝がぶつかる場所が多く、枝の体積の何倍も空間を占拠することになるのだ。

【これが作業を終了する間際の伐採した竹の屑である】

だいたい5日間程度の作業で下記の写真ほどの竹屑が発生する。この景色と竹屑が全くない状態の景色の間を行ったり来たりするのにも随分と慣れてきてしまい感動も何もない。それはそれで寂しい人間の性なのかもしれない。

家屋西側の真竹を切ったので空いたスペースから観察していると窓の隙間が閉まらない様子がはっきりと見て取れた。これは家屋が傾いている証拠であり、シェルターにリフォームする際にやらなければならない作業が増えることを意味する。DIYでやれるものとプロに依頼をするものをしっかりと区別する必要があるのはもちろんだが、この土地は少なからず「なんで?」と思う箇所があり、機会があれば専門家に一度チェックをしてもらいたいものだ。

竹が突き破ってしまっている室外機。これはもう使用できないのでリフォームの際に空調と合わせて購入する必要があるだろう。そんなことよりも竹というのは隙間があればどんどん侵入してくるようで、室外機の網の隙間をぬって内部に侵入していることに驚くと共に少し恐怖を感じた。

とかいいつつ、怖気ずくことなく、後ろを見ることもなく、ここまで突き進んできたのだ。最後までこの勢いのままにこのプロジェクトを完結したいものだ。

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