猪、鹿、熊ときたら次は猿

猪、鹿、熊ときたら次は猿
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猿の集団あらわる!

毎日続く動物のニュース。今度は猿が街中に下りてきて縦横無尽に電線の上を走り抜けるニュースが流れていた。宮崎県宮崎市の中心地に野生のサルが現れ、白昼、市街地で行われた捕獲作戦。一匹の猿に何人もの人間が何時間もかけて追い掛け回さないといけない現状はどう考えても非効率だし、どうにかできないものなのだろうか。

場所は変わって静岡県でも相次いでいる野生生物の目撃情報。こちらも猿がよく出てくるようだ。ニュースに出てきた女性が襲われたわけではなさそうであるが、小学一年生くらいの児童の背丈というと120㎝弱くらいであろうか?

猿は熊ほどの危険度はないにしても、噛みついて来たり物をもっていったりするので、特に小さい子供などが襲われることの無いように注意が必要になりそうだ。

猿は賢く俊敏なため捕獲するにも苦労するし、サイズも小さいので武器で駆除するのも難しい。もとより人に害を与えたとしても命にかかわるような怪我は稀なため駆除そのものができない野生動物になるのだろう。

しかし今年の野生動物の出没の根本的な原因はどこにあるのだろうか?餌不足などの話もよく聞くが確定的な情報として述べられているわけではない。ソーラーパネルの設置等に関係して、山林を切り開いたりしているのが原因という話もあるが、それはそれでやはり根拠があるわけではなさそうだ。

動物倫理の本にもあったような、人間が住んでいる場所を動物に譲り渡すような極端な話は断固として必要ないと考えているが、一方で不必要に自然に介入した結果、動物の住処や生態系に影響を及ぼし、それらが起因して今に至っているのであれば、控えるべきところは控えていく必要があるのは間違いないのだろう。

猿も指定管理鳥獣にならないようにしたいと考えるべきなのか、どうなろうと野生動物の保護を前提に不干渉を貫き、結果的に数が増え被害が増え…となったタイミングでは問答無用に指定管理鳥獣へ指定とするべきなのかはどう考えるべきなのか難しいところだが無駄な殺生は避けたいと考えるのは自然なことだとは思う。

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