行動が人間の如し

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ドア開けて冷蔵庫から食料を取り外に出て食べる

いい加減にクマの出没には驚くことはなくなっているのが実情であるが、このニュースで確認できるようにクマの前足(手?)というのはとても器用に動くようだ。ニュースの映像では、前足を使って人間がドアをあけるようにしっかりとドアを引いて開けている。

ニュースに出てくる別のクマも同様に、冷蔵庫を器用に開けて、冷蔵庫の中の食べ物を漁り、さらにはわざわざその食べ物をドアの外に持って行ってから食べている映像があった。

押すことしかできないから扉を突き破って侵入をしたり、「飢えているから」と人里やさらには人の家にまで上がり込んで食料を漁っているにもかかわらず、見つけたその場で食べるわけでもなく外に運んでから食べる様子は、もう理性がある人間の行動の様にも見えるわけだ。

東京にいると野生動物とのかかわりがどうしても少なくなり、感覚的には野生動物に対する認識が甘くなりがちなのは否めないが、関東地方になる栃木県の塩原の住宅では12月11日頃に、台所がある2階までクマが上がってきた事件があったそうだ。たまたま鍵を閉め忘れたという状況と重なっているようだが、きっと鍵をかけている日にもいつも来ていてたまたまその日は鍵がかかっていなかった等の話に違いないだろう。

実際問題としては、クマがその気になって扉を破ろうとすればドアやガラスは一瞬で破壊されてしまうはずだ。そう考えると、「住宅の中には食べ物がある」と学習してしまうクマが出てくると非常に面倒なことになってしまうだろう。

アーバンベアは、基本的に人里に下りれば食べ物があると既に認識をしているクマたちなのだから、残念ながらアーバンベアは積極的に駆除していくようにしないとリスクがどんどん拡大していくことは間違いないのだろう。ただ、住宅街で銃を撃つわけにはいかないのだろうから、基本的には追い払うだけで終わってしまうのか、追い払った上で駆除するのか、そのあたりはどうしているのかはあまり詳細には述べられていない。

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