大阪に熊

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大都会にも熊

さて…大阪でも熊が出てくるとのこと。毎日毎日熊の出現や熊の被害についてのニュースが流れるので、(直接的な影響は都内にいる限りはないのに)不安ばかりが募る状態になっている。

冬眠前に死亡を蓄えたいという熊の希望とは裏腹に、一番死亡を蓄えやすいブナの実が不足しているそうで、その代わりというかとにかく食べ物を求めて柿を食べているというのが現状だそうだ。

ただし大阪の小学校の校庭に熊の足跡が残っている等、子供の命の危険まで心配しなければならない状況はやはり健全ではない。早く駆除に動いてもらう方が良さそうなものだが、東北と違って、マタギの技術なども継承者がいない状態となっている関西では東北とはまた違う事情があるという話だ。

熊の雌は冬眠中は子どもを産むが、蓄えが少ないと雌の体が持たないので出産を諦めるとか、来年冬眠から明けた時に痩せた状態になるので、来年の4月くらいからまた一気に熊の出没が増える恐れがあるようだ。それまでにもっと確実な対策を練る必要があるということだろう。

関西方面のツキノワグマの推定生息数は、2020年データでは推定で京都1640頭、2023年1月データで兵庫600頭などとされている。

岩手大学農学部・山内貴義准教授は「関西では元々数が少なく狩猟が自粛されるなど保護に政策が向いていたため、クマが増加傾向にあると考察できる」と分析。関西方面は熊の保護政策が強いというのは初耳だ。

宮城県栗原市では鶏が熊に襲われたそうだ。木に登ろうとしたり周囲をうろついたりした後に敷地内の鶏小屋の壁をこじ開け、50羽のニワトリのうち2羽を襲ったとのこと。今月に入り、繰り返し熊が現れていて鶏のの餌を漁っていたそうだ。

行政の方も迅速に対策を打ってほしいと切に願う。

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