犬は熊対策になるのか
私くらいの世代だと「銀牙 -流れ星 銀-」を知っているので、「熊と犬」と聞けばそれなりに犬が頑張ってくれて、あわよくばグルングルン回転しながら熊をやっつけてくれるかもしれないいう期待値が高い傾向にある(根拠は私)。
しかも場所が秋田となれば、秋田犬がたくさんいるに違いないので、きっと散歩していたのも秋田犬…というわけにはいかないようだ。冗談はさておき、秋田県の被害者人数はついに60人に届いてしまいそうで、細かい届出等がされていないケースなどが仮にある場合にはもっと被害が多い可能性もある。
ニュースによると犬の散歩をしていた80歳の男性が体調およそ1.2mの熊に襲われ怪我をしましたが、歩いて自宅に戻りその後病院に運ばれましたとのこと。
あまり意識したことがないのだが、動物には人間と実際に対峙したうえで攻撃や威嚇をしてくる種類とアイコンタクトの有無には関係なく人間を視覚に捉えた場合には攻撃を仕掛ける種類がいるのだろう。
例えば猪や熊というのは、そういった類に含まれるのかもしれないし、そのような相手に対しての対策というのは、そのような地域に住んだことがない私のような人間には少し想像できる範疇を超えてしまっているような気がする。
全く意識せずに歩いているときに突然襲われるという感覚は、何となくイメージをすることは可能だとしても、実際にその場に出くわす緊張感というのはよくわからないし、例えば今現在、私が秋田県に行ったら逆に常時警戒モードになってしまってストレスで気が滅入ってしまうのではないだろうか。
冬眠に入る11月末まであと1か月前後。そもそも腹をすかしたまま冬眠に入ることができるのかはよくわからないが、いずれにしても活動を続ける熊の絶対数は減るのは間違いないだろうから、人的被害がこれ以上広がらないように願うことくらいしか私にはできそうにない。
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