研究施設での死亡事故
島根県飯南町にあるシカの研究施設で職員が襲われて病院に搬送後、死亡が確認されてしまったようだ。残念なニュースである。ただ、この事件は野生の鹿に襲われたわけではなく、中山間地域研究センターという行政の施設内で起こった事件のようだ。センターはこんな感じの目的で運営されている様子。
実際に事件は、施設マップで確認する限りはこの中山間地域研究センター案内図・施設紹介で確認できる「野生動物放飼場」になるのだろうか。動物との共生も研究対象に入ってる施設にてこのような事件が起きてしまい心が痛むが、昨今連続で発生している熊などの被害とは異なることは理解したうえで情報を見聞きする必要がある。
山梨県大月市のクマ被害
地図を拡大していくと、ちょうど大月市と文字が表示されているあたりは市街地となっていて、地形的には山林に囲まれているような形だ。以前から言っている通り、このような地形では隔離することは難しいので基本的には共生を目指す以外に選択肢はないのだろうが、小さい小学生がクマよけの鈴をランドセルにつけて登下校をするという姿を想像すると、子を持つ親としては不安で不安で仕方がない。
クマがかわいそうだとか何とか言っている余裕なんてないのだろうから、子供たちと住民の安全を最優先に確保してほしいところだ。
しかし…この問題は、本当にどうしたらいいのだろうかね。
岐阜県高山市のクマ被害
岐阜県高山市は、登山客がクマに襲われたとのこと。一重に「熊被害」と言っても市街地に侵入して発生するケースと、登山客などが山でクマに襲われるケースとでは根本的な問題が異なると言えば異なるのだろう。
いずれにしても、これほどまでの熊被害発生が意味することをよく考える必要があるのだろう。熊の食料不足のみならず、その前年等の木の実の豊作期からくる個体数の増加など、色々と理由はあるのだろうが、いずれにしても事件が重なり、また国民の関心も多少なりとも集まっているこのタイミングで、しっかりと今後の対策を検討し、実施してほしいと思う。
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