人間と動物の共生とは

人間と動物の共生とは
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チンパンジー脱走から見る共生の難しさ

時事問題として動物に関する話題を見かけるたびにコンテンツにしようと軽はずみに始めたは良いが思いのほか毎日問題が発生しているようで、コンテンツが時事問題だらけになってしまい少々悩ましいことになりそうな予感。

今日は天王寺動物園で移動中に脱走したチンパンジーの話題がニュースでも盛り上がっていた。よく話題の一つにチンパンジーは例えば握力が300kgあると言われるくらいに人間とは根本的に違う。

これは動物倫理も話にも出てくる「人間と動物の連続性」に関する根本的な話に疑問符を投げかけたくなるような違いだ。遺伝子的に似ているからこそ同族でありだからこそ動物の権利を認めるべきだという話とは、感覚的には「全然同じじゃねーだろ」と言いたくもなる違いだ。

さて、話を元に戻すが、以下にリンクを貼ってある動画を見てみてほしい。

以下は16日のニュースだが、熊に襲われて命を落とした人の話や、イノシシが市街地を走り回っている様子がニュースになっている。

総じて、動物が人間の生活圏に入ってしまっている状況であるが、一つ一つを見ると野生動物の一匹や二匹が人間の生活圏に入っている話だ。しかしそれに対する人間の大騒ぎぶりはどうだろう?

言葉で「人間と動物の共生」を声高に叫んだとしても、所詮我々の第一想起は犬や猫といった家庭動物であり、そこに野生動物を含めているケースは多くはない。

そのうえで、野生動物を含めた「人間と動物の共生」というのは以下に難しいというか非現実的な話かは、上記の一匹の野生動物にたくさんの人間が徒党を組んでやっと対応している状況から見ても明らかではある。そう考えると、野生動物との共生というのは実のところ「明確な隔離」になってしまうのではないだろうか。

何をどうすればより良い形になるのか、今の私にはよくわからないもののその答えを求めて考え続ける努力はしていこうと思う。

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