2023年6月21日(水)晴れ。
仕事に追われがちな日々を過ごしていたら6月は1日に行ったきりでペットバレー現地にも作業にはいけていない。仕事の合間を縫って現地入りしようと計画しても台風が来たり、雨が降ったり、仕事の打ち合わせが入ってしまったりといけない理由を自分に与えるには十分すぎるくらいの材料ばかりだ。
そんな状況に甘んじてサボっていた仕事に全集中をしていたわけだが、6月もあと10日ほどしか残しておらず、さすがに気持ち的に焦りが出てきた。こんなことをやっていると、何年たっても終わりが来ないではないか。
冷蔵庫の寿命
だんだんと季節も暑くなってきているが、我が家の年代物の冷蔵庫がそろそろ買い替えの時期に来ているようだ。この冷蔵庫は2009年に購入したものでいい加減に寿命を迎えそうな気配がないわけでもない。しかしながら、長年使っているとだんだんと愛着も沸くものであと一年、あと一年を繰り返しているうちにかれこれ15年近くつかっていることになる。いつかは終わり来るのだからと、新しい冷蔵庫の購入資金を捻出するためにメルカリでいろいろと売り始めたのはもう半年以上前だ。
メルカリの利用そのものはずっとしていたものの、私のようにヤフオク時代に慣れ親しんでいた世代にしてみると、メルカリは勝手も、雰囲気も違うため積極的に使うこともなかったため、本当の意味で「たくさん」売ったのは今回が初めてだった。
何となく持ち続けていたもの、実家に置いたままになっていたが調べてみると其れなりに値が付くものなど、たくさん集めてたくさん売っていたら何だかとても楽しくなってしまった。搬送・梱包資材の購入や発送のタイミングも熟考して効率化し、いつの間にか20万円分がメルカリの中にたまっていることに気が付いたとき、もっと別の大きな問題に気が付いたのだ。売るものがなくなったのだ。
売るために積極的に買うわけでもない限り、当たり前だがどこかのタイミングで「不要なもの」がなくなってしまう。考えてみれば、いつかは終わりが来るとはわかるはずだが何も考えずに楽しんでいたため、ちょっと寂しい気持ちにもなった。
3週間ぶりに竹を伐採する
前回のペットバレーでの作業は6月1日だった。
あれか3週間ほどが過ぎているので、大体どんな状態になっているかの想像はできる。前回の2週間放置後の現地の状態から考えれば、おおよそのペットバレー現地の状態は予測が可能な範囲となるだろう。
仕事の合間に時間をみつけてDIYでペットバレー動物保護施設を作ろうというとち狂った考えだけでひたすら突き進んできた一年だが、私の超一般的かつ超常識的な思考能力をもって考察しても「いつかは終わりが来る」という考えに未だ至ることができない現状をどのように捉えるべきなのかは正直わからない。この言葉を自分の中で何十回、何百回と繰り返してみても言葉の最後を尻上がりの疑問形以外に終わらせる術を現在はまだ持ち合わせていないようだ。
まぁいい。そんな戯言はもういいから今日も今日とて竹を切ろう。
これが本日の竹くん達の様子だ。
ということで本日の作業は、ここ3週間の間に伸びて太く大きくなってしまった竹を伐採することから始めたい。
前回と同様に新しく生えた竹は、背は高いもののまだ柔らかいため切るのは容易だ。見た目のインパクトは強いものの、それほどの障害にはならない。
前回よりも1週間間を多く開けた結果、縦の伸びと共に太くなるスピードも観測できた。例えばこの上の方にまだ皮のようなものをぶら下げている緑色の竹はここ3週間の間に伸びた竹である。
この太い竹は、触った感触としては生えてからそれなりに時間を経ている竹と変わらない程度の硬さを感じる。実際に竹鋸を使って切り付けてみると、刃の入り方が少し柔らかいように感じるもののすでに立派に竹である。
太さにかかわらず新しく生えてきた竹を伐採した後は、北西の竹藪をもう少し切り進めることにした。
ちょうど下の写真の中央奥に向かっていく感じだ。このゾーンは歩みは遅いものの、少しずつ着実に伐採範囲を広げてきているので、地上側の竹をある程度伐採しつくすまでは何となくの道筋は見ている気がしている。
で、問題は何かというとやはりこの地下茎たちなのだが、今回は新アイテムを投入してみた。まだホームセンターで買ってきたばかりなので、研いでもいないので試用してみただけだが、なかなか良い感触である。
既に暑さと疲労でやられているオッサンの貧弱パワーでも地下茎の塊を切り崩していける破壊力があった。これを現地に到着したばかりのまだ元気な時に使えばきっとこれまでにないペースで地下茎にダメージを与えることができるのではないかと思う。
竹藪と側道に間に見つけたカエル。水辺が近いわけではないのになぜこの付近にいるのは謎。まだ子供のようなサイズで、周辺にそれなりの数がいた。とっ捕まえて連れて帰って子供に見せたら喜ぶなと邪な考えが頭をよぎったが、さすがにそんな身勝手な理由で買える一匹の命をもてあそぶわけにはいかないので、カエル達の平穏を邪魔しないようにその場を去った。
本日作業後のペットバレーの様子だ。
いい加減、有料処理場に持ち込めよと自分自身に何度も言っているのだが、さすがにこの頻度でしか作業のために来ることができていない現状では、少しでも作業を進めたい気持ちが出てしまい、せっかく現地入りした一日の大半を費やしてペットバレー動物保護施設と有料処理場の行き来をするのはどうにも気がのらない。
とはいえ、さすがにそろそろため過ぎてしまっているし、これらを有料処理場に持ち込めば視覚的にもパッと広くなるので近いうちに諭吉さんを4,5枚握りしめて処理場に向かおうと思う。
下の写真の場所も再整備をしたが、整備後にまた伐採をしてしまったため竹は散乱している。今日の到着直後の写真と比較してもよくわからないかもしれないが、これでも結構切っているのだ。奥にあと3メートルほど進めば敷地の境界線付近のはず。
そこまでいけば「いつかは終わりが来る」と感じることはできるのだろうか。現実問題としては、敷地の竹や木(大型のものは除く)をすべて切った後は、家屋のリフォームを行わないといつまでたっても動物を保護することは出来ない。
「いつかは終わりが来る」などと受け身になっている場合ではない。最善を尽くして、自分の手で終わりにすることこそが必要なのだろう。
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