地域コミュニティの一員として
ペットバレーの建設作業をしている現地は、元は廃墟のような場所だったが今は少しだけ「誰かが手を少し入れているボロ空き家」みたいな感じだ。
完全に廃墟だった頃から道を行く人々、特におばあちゃん達に声を掛けられることがあり「誰かが手を入れているボロ空き家」みたいな状態であっても「きれいになったね」と言ってくれる。
いや、だから何だと言われると特にないのだが…個人的には色々と複雑な心境ではある。もっと早く、もっとしっかりと動物保護シェルターが作れればよいのは間違いないのだが、予算の関係上それは難しい。が、自分の手でやれるかぎりはやってみようとここまで突き進んできたわけだが、プロではない自分がやっている限りもの目的地に到着するのは鈍行列車に乗るよりもさらに遅くなるのは明らかであろう。
そんな中で、自分が作業をしたいと思っている地点にばかり手をかけてしまい、以前に手を入れた場所はどんどん雑草が生えてくる…というのを延々と繰り返してしまうわけだ。できれば、地域のコミュニティに迷惑や不快感を与えることの無いように最低限、通りから見える景色はきれいに保っておかなければいけいない。それはわかっているのだが、なかなか手を付けられないジレンマもある。
いずれにしても自分がやれる範囲でしっかりきっちりやっていこうと思う。
道行く人たちが不快に感じない景観を
この北側の景色は、実は道を歩いている人達は見ることができない。東側の道は、敷地を迂回する形で結構急な傾斜をのぼりながら北の道路へ合流するため特にガードレール下の方に立てかけられている竹の束はあまり見えないのである。
が、それに甘んじるわけにもいかないので、今毎回伐採竹の処分を頑張っている日々だ。それらに混じる形で雑草もたくさん生えているので、タイミングを見て全滅させてやろうとその機会を待っている状況であるが…なかなか進まないのがしょうじきなところだ。
ずいぶん前からこの伐採竹の写真はブログにも載せているが、あまりに代わっていないように見えると思うが、実際には毎回10~20束くらいは処分しているのである。それでも全く減っているように見えないのは、もともとすさまじい量の伐採竹があるというだけである。
そして北側の作業を終え、帰路につこうしたときに目に留まった南側の敷地の雑草。このエリアは、人も良く通るし何よりも通る人達の視界にそのまま入ってくる場所だ。このままにしておくよりも可能な限り綺麗に整備しておいた方が良いということで、ここも整備してから帰宅することにした。
下が本日、帰路につく直前のペットバレー現地の写真だ。
すっきりとした見た目になり道ゆく人達も、とりあえず誰かがきれいにしようとしているということはわかってくれるに違いない。
コメント