動物保護シェルター候補地を求めて

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土地を探すのって大変

2022年に入り動物保護シェルターを作ることを決めてからその候補地となる場所を色々と探してきた(実際には、インターネットで調べる程度)が、現実問題として動物保護シェルター用の「土地を探す」のは容易ではない。

当然だが首都圏の更地は予算的には対象にするのはほぼ不可能である一方で、取得価格を下げる為だけに過疎地を選んだとしても移動にかかるコストや時間が多くなり取得価格低下を上回るメリットが得られるのかは疑わしい。

仮に土地を安く取得しても建物を0から建築する費用は膨大であるし、住宅街の中に動物保護シェルターを作ろうものなら周囲からの苦情も発生するに違いない。

総合的に考えると、不動産会社の協力無しに条件に合う物件を見つけるのは難しいだろう。

ボロ戸建て投資物件に見る動物保護シェルター転用への可能性

話は少し逸れるが、何年も前から巷では「ボロ戸建て投資」なるものがある。築古の戸建てが敷地内に残っている土地という表現が正しいのかもしれないが、そのような不動産を二束三文で購入しボロボロの建物をDIYでコストを掛けずに見栄えを良くして賃貸に出すという不動産投資の一種のようだ。二束三文で購入されることが多いこの手の物件にはいくつかの共通点がある。

  • 古家がある=リフォームでシェルターに活用できる可能性
  • 交通の便が悪い=住宅密集地から距離がある
  • 敷地面積が結構広い=動物の運動するスペースが確保しやすい

既に情弱ビジネスの様相を呈しているようにすら見えるこの不動産投資だが、上記の共通点を考慮すると【絶対に手を出してはいけない物件】と【賃料収入を目的としたボロ戸建て投資物件】の間に、私の希望する条件に合致する物件があるのではないか?と(無理矢理)考えた。

当然だがボロボロの建物でも動物だから大丈夫とかではなく屋根や外装は綺麗にする必要があるし、内装も人間が住む為のものではなく動物保護シェルターに最適化する必要があるので、この辺りは大きなチャレンジとなるがここは全力で立ち向かうしかあるまい。

いや…正直な話をすればDIYリフォームも実際は素人が手を出すべきではない領域ということはわかっている。が、現状用意できる予算を勘案するとこれが唯一目標に近づける選択肢だ。この手の活動は、多くの場合は多くの人の善意や犠牲の上にしか成り立たないのが厳しい現実であろうが、だからと言って諦めるのは敵前逃亡をしているようで私の信条に反する。どのみち倒されてしまうとしても逃げ腰になって後ろに倒されるよりも、最後に一矢報いた上で前のめりに倒れたい。さぁ、やってやろうじゃないか。

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