2024年8月6日(火)晴れ。
今日は、龍ヶ崎ではなく茨城県笠間市の動物指導センターに再訪問する日だ。
シェルターを運営するにあたり第二種動物取扱免許が必要になるのだが、その申請の為に把握しておかなければならない建物要件についての確認に来た。自宅を出る時間はペットバレーの現地作業へ向かう際よりも余裕があるのだが、車での移動時間が2時間弱となってしまう為あまりのんびりはしていられなそうだ。
動物指導センターのアポは13時。都営大江戸線で新御徒町に到着する時間はいつもよりと40分前後の遅れだ。ペットバレー号に乗って笠間に向かう時には10時になってるであろうことを考えると、笠間駅近辺には12時くらいには到着し、駅前のカフェで少し時間を潰してから動物指導センターに行く…というスケジュールをイメージしている。
が、実際にペットバレー号になってYahoo!カーナビの目的地を設定してみるとなぜか目的地までにかかる時間2時間50分となっている。一瞬意味が良くわからなかったので、検索条件を変更しもう一度目的地を入力してみたが必要時間は変わらない。
どうやら東京都中央区から茨城県笠間市への道のりの方が、千葉県柏市から笠間市に向かうよりも所要時間が短いということのようだ。
前言撤回。どうやら駅前のカフェで食べようと思っていたケーキはお預けのようだ。急いで笠間に向かわなければ待ち合わせの時間に間に合わない。
市街地調整区域での動物取扱施設
さて、ここで大きな問題が発生した。
笠間市の動物指導センターに入り、面談席に通していただき最初に目に入ったのはこの書類だ。はじめは何となく適当に目を通した感じだったが、「なんとなく目を通している」うちにその内容の重大さに徐々に気が付くわけだ。そしてこの文字に目が言った際に一気に焦りに変わった。
※ 既存建築物を利用する場合も同様です。
これは完全に私の勉強不足というか認識間違いなのだが、どういうわけか「新しく建てる場合」に問題があるという認識で既に建物がある場合には問題がないものだと勝手に思っていた。一般的な不動産で再建築が出来ない市街地調整区域、あるいは接道が無い為に再建築不可的なものだと思ってしまっていたわけだ。
龍ヶ崎市の都市計画課に連絡をして諸々確認をしてみても残念ながら取り付く島もない感じで無理と言われてしまった。この場合はもうシェルターとして諸々の細かい条件を満たした上での動物保護シェルターを運営することは諦めて、個人的なペット飼育の範囲に留まる規模で活動をすることも視野に入れつつ、法令違反にならない形での建物と土地の有効活用を模索せざるをえなさそうだ。あーあ…やらかしちゃったなぁ。そうだ、CAPINさんにも何か良い方法がないか相談してみようかな。