2023年の仕事納め

2023年の仕事納め
目次

感覚的な基準

昔は単純に単発で発生する状況を意味していると思っていた「暖冬」という言葉も、今はほぼ毎年言われている為、「冬は大体こんな温度」いう基準になっている感覚値を修正した方がもういいのだろう。

今日は2023年最後のペットバレー作業日になりそうだ。まだ年始にいつ来るかは予定を立ててはいないが、2024年1月はCAPIN(茨城県市民ネットワーク)という茨城県で長く活動されている動物愛護団体を訪問見学して(時間の余裕があればボランティア活動にも参加して)色々と勉強してもらおうとと思っている。

さて、タカシマさんの尽力により家屋修繕の目処は概ねつきそうなので、私の方は専ら敷地の整備を進めるのみ。

最終段階では、やはり小さい重機を用いないと竹の地下茎は動かせないようなので、2024年はその免許も必要になるのかもしれない。

いずれにしても今年最後の作業日だ。怪我のないように安全にいきたいところ。

境界線沿いに伐採

最終日は、西側境界線沿いに境界杭を目指して真っ直ぐに伐採していく。

公図から考えて杭の位置がおかしいとは思わないのだが、どうにも位置感覚が合わないというか、杭から杭の角度がしっくりこないのが正直なところだが…まぁそこまで気にしても仕方がないのでそのまま進もう。

伐採したばかりの竹は重たいので、ちょっと煩雑にはなるが年明けまでそのままにして少し乾燥するのを待ちたい。

総じて、時間に追われる作業日となったが、それなりにやりたいところまではできた。

来年はどれくらいの予算が必要になるのだろう。

床の修繕、井戸水ポンプの交換、各種配管の確認と交換、電気の接続、空調とシャワー室、キッチン辺りはいずれにしても必要だ。

中古で安く手に入るものは積極的に採用し、必要最低限の機能を完備するのが目標になる。

外壁の修繕はやった方が良いのだが、予算が大きく必要になるため、現状維持も選択肢には入れるべきかもしれない。が、元々は廃墟のような場所だったのだから、「いくら何でも…」という気持ちがないと言えば嘘になる。予算と相談しながら手を入れられる場所を選別したいところだ。

来年こそは

2022年から始めたペットバレー動物保護シェルター作りだが、2024年こそは一区切りをつけたいと思っている。一区切りとは、その姿形がどれだけ見窄らしくても、形としてしっかり保護ができる体制を整え保護活動を開始している状況を意味している。

一年以上、多くの時間を一人で作業しつつ、本当に本当に色々なことを考えながらやっとここまできた。会社からの支援は実費以外は特にない。が、それでも十分といえる。単独部隊の採算性の目処もない事業化にどこの誰が積極的に投資をしようというのだ。言わずもがなと言われればそれまでである。

時々手伝いに来てくれるMIYAMOTOさんや親父の助けもなければここまで来ることは出来なかったと思う。一人で作業はしんどいし、何の為にやろうとしているのか、その目的すら失って精神的な拠り所がなくなってしまいそうなこともしばしばあったのが正直なところだが、今は完成の為に邁進するのみ、という気持ちでもある。

まだまだ学ばなければいけない事、知らない事、間違った認識のことは沢山あることを自覚しつつ、この活動を通じて何か後世にも残せるような意義のある真実に辿り着きたいという想いもある。

ただ、真実そのものに価値はないはずだ。価値を論ずるならば、私自身の基準が必要になりその基準に則って皆が皆、価値判断をしていると言える。ならば、私はこの活動を通じて、自分自身の価値基準を欲しているのだろうか…うん、もしかしたらそうなのかもしれない。

何だか途方もない話になってきたような気もするので、考えなかったことにして、黙ってペットバレーを完成させようと誓う2023年の仕事納めの日であった。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次