熊出没特別警報っていうものがそもそもあることを初めて知った。警戒レベルというのは3段階あり、今回の熊出没特別警報というのは3段階の中で最もレベルが高い警報ということ。
目撃情報900件超ということで警報に動いたようだが、秋田の方でも日常茶飯事で見かけるから、ちょっと熊を見たくらいではいちいち通報なんてしないということもあるそうだ。つまり実際にクマと遭遇しているケースは新潟の方でも未通報の物を含めればはるかに多いということになるわけで、何とも恐ろしい話である。
新潟県の笠鳥公一副知事は、今後の年内でのクマの出没や被害が更に深刻さを増すこと危惧し、県民の命を守るためにクマ出没特別警報を発表したとしている。新潟県では、これまで7人の人身被害が確認されているおり、クマ出没特別警報を発令した上で、市町村に対し、クマ対策の追加支援を実施する。
県の担当者によると、地理的な封鎖対策を行うようだ。
市街地に近いところまでクマが下りてきてた。後は、そこをつなぐヤブのようなクマの隠れ家となるような通路、草むらですね。そういったものがつながっていると、より人が住んでいるところに近付いてくるということになるので、そこへの対策。これまでもやっているが、予算を特別に措置するなかで市町村を中心に動いていただこうということで今回、特別にまた支援策をお示ししたい
なかなか難易度が高いもののように思うのだが、どれくらいの予算でどれくらいの対策が打てるのか…という点は、非常に勝手ながら私自身の後学として情報を引き続き追っていきたいと思う。
獣害列島とは
獣害列島ってなんやねん?と思った動画を見てみたが、特に獣害列島という言葉を使うことも定義されることもないので、単純にANNがセンセーショナルな言葉を使ってみたかっただけのようだが、獣害列島という本があるようである。
福岡市の南の方にある山間の方ではサルが現れ、小学生を襲ったりする事件がおきている。猿は相手をしっかりと観察し、自分が襲っても問題ないと判断した相手であれば簡単に襲い掛かってくるそうだ。
北海道の方でも市街にシカが出没、草を食べたり周辺を歩くなどしながら周囲に集まる人間の目などお構いなしに余裕で居座り続けている様子が映像になっていた。
熊は冬眠に入る11月末、12月初旬を過ぎれば必然的に熊の被害は収まるそうだが、サル、シカ、イノシシなどは冬眠しない動物のため、これらの種類の動物が人里に踏み込んでくるという状況は、季節にかかわらず人間の生活域に入ってくる状況があるということ非常に警戒する必要があるようだ。
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