イラっとしないイラっとしない
2023年6月26日(月)晴れ。
今朝は、妻と末っ子が不在だったので私と長女と長男で起床後に朝食や学校の準備を行う慌ただしい朝となった。
ついでに昨晩、妻がいない事をいいことにつけ麺を3人で食べに行ったら、3人して洋服にシミを作ってしまったので、そのシミ抜きの成果も確かめた。なかなかの出来だ。
子供達を送り出す際に、細かく忘れ物チェックなどをしたからだろうか。長女がイラッとした感じで反応してきた。
「長女さん、イライラが顔に出てるよ。パパは別にもう一度目の前でチェックをしろなんて言ってないよ。イラッとするほど自信があるなら、寧ろ余裕の表情で『何度も確認したから心配しないで大丈夫だよ』と言えば良い。」
何があっても愛くるしかった子供たちも小学生にもなるとなかなかいい感じで悪態をついてくるようになった。そんなやり取りをしつつ子供達を送り出し、そして私もペットバレー@龍ヶ崎へと赴いたのだった。
左手の負傷
前回の作業から5日程しか経ったいないので流石に新たな竹がニョキニョキしているようなことはなかった。
到着時のペットバレーの様子を写真に納め、今日の作業箇所を決め、動画撮影のセットアップも完了し、作業開始と同時に撮影も開始した。
今日はまず鍬を使って西側の地下茎の塊を掘り起こすつもりだった。鍬を持ち地下茎の塊に力を込めて打ち込む。角度が悪いと跳ね返されるので、力を込めて狙う場所を定めて振り下ろす。
上手くできると鍬の先端が地面の奥の方に突き刺さる感触が手に伝わってくる。
この調子だ。
何度も鍬を振り下ろすと「ザクッ」という感触が手に地面の下の地下茎に刃が食い込む感触が伝わってくる。高揚する気持ちを必死に抑え、もっと地下茎を掘り起こしてやろうとさらに力を込めて鍬を振り下ろす。
ザクッ!…痛い。あれ、なんだか手のひらが痛いぞ?
しまった。開始10分程度で左手が使い物にならなくなってしまったではないか。
そこに手伝いに来てくれていた親父が一言。
「まぁ普段から力仕事をやってない奴が鍬なんて使ったら手の皮なんてすぐに剥けちまうよ」
流石に一瞬腹が立ったので何かを言い返そうとした瞬間、今朝の長女とのやり取りが一瞬頭をよぎった。このコンマ数秒の間が幸いし「いや、待て。とはいっても普段力仕事をしていないのは事実だ」と思うに至り、イラっとした自分から一呼吸置くことができた。
娘に偉そうなこと言っておいて自分でもやってたらかっこ悪いもんね。
絆創膏が無いが、わざわざコンビニに買いに行くのは面倒だ。とりあえず皮が動くと痛いのでなんでもいいから固定してしまえば一日くらいは持つだろう。
北西の境界線
さすがに5日間では竹が大きく成長するには不十分だったようだ。
30㎝程度の竹がちょこちょこ頭を出している程度で視線を上にあげないといけないような竹は見当たらない。竹以外の「雑草」も結構復活してきているので全般的に除草を行う必要はありそうだ。
下の写真のように地面を力強く突き破ってくる様は、背の高さに関わらず圧巻だ。
さて、本日は開始早々左手を負傷してしまったためあまり効率的な作業は難しそうだ。そのため、細かい作業をやめて大雑把にばっさばっさと竹を切っておくことにした。
西側から北西にむけて走っている道沿いにある境界杭まであと1メートルほどまで進んでいるはずだ。ここまで切り進めて漠然と感じている不安がある。
さんざん作業の邪魔をしている竹の地下茎は、それだけ地面の支えにはなっているはずである。大きな傾斜なないとしてもこれまで竹の地下茎によって土圧を受け止めるような作用は少なからずあったのではないかという点である。
仮に土圧を支えている地下茎を沢山掘り返してしまったら、擁壁のようなものを作らないと土砂崩れでも起こさないかという点は不安な点だ。
南側が開け、西側から北西に向けても開ければこの写真の中央にある竹藪ももう少し開けて見えるだろう。この夏が終わる前に北西近辺を整備し、残すは北側のみとしたいところだ。
これまで中途半端に地表に見える竹を切りやすい場所で切り続けてきた。結果、どうなったかというと自分に10~20㎝程度の竹の切り株が至る所に飛び出ている状況になっている。
10か月間お世話になったワークマンのセーフティーシューズ(980円)も、ついに靴底を竹の切り株に突き破られてしまった。痛かったが、こちらは流血することもなく事なきを得ているので新しい作業靴を購入し、引き続き頑張ろうと誓った一日であった。
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