猫を飼う

猫にとってどんな部屋が理想的なのでしょう?
初めて猫を迎えるという方に、猫の性質や室内で起きる危険など紹介してみたいと思います。

猫の性質を知ろう

猫は狭い所や高い場所が大好きです。それは猫の本能によるもので、高い場所は敵に襲われる心配が無く、周囲が見渡せる安心出来る場所です。狭い場所もまた同じ。敵から身を隠したり、野生で生きていた頃、獲物を狙うのに利用したり食べ物を隠すのに利用していた名残だとも言われています。

また、猫で特徴的なのは爪とぎです。家具や壁紙をボロボロにされたりと猫の飼い主の悩みの種でもある爪とぎですが、爪を鋭く維持する以外にもマーキングや気分転換など猫にとっては意味があります。関心を引くためのイタズラとしてやる事もありますが、それも猫ならではの愛嬌ですね。

家の中にも危険はいっぱい

最近は交通事故やケガや病気が心配で室内飼育の猫が多いですが家の中にも猫にとって危険な事はたくさんあります。ですがその多くは飼い主さんの注意や工夫で防ぐことができますよ。

生花
観賞用の美しい花もペットにとっては有毒な植物だったりすることも。特にユリ科の植物は猫にとって猛毒で、下痢や嘔吐、重篤な腎障害を起こします。致死量は個体差がありますが、茎をかじっただけでも命を落とした例や切り花を活けていた水を舐めただけで症状が出た例もあります。

ヒモや輪ゴム
おもちゃで遊ぶのが大好きな猫。
たまに遊んでいたおもちゃを食べてしまう猫がいます。その飲み込んだおもちゃが胃や腸に詰まってしまうと手術で取り出す必要があったり、最悪の場合命を落とす事にもなるのです。特にヒモ状の物を腸管に引っかかりやすく飲み込んでしまうと厄介です。
おもちゃは遊び終わったら猫の届かない所に片すようにしましょう。

電気コード
おもちゃ変わりに遊んでいて噛む事で感電の危険があります。また、火事の危険もありますので気を付けたいですね。

猫にとって理想の部屋とは?

では、猫にとって理想の部屋とはどんな部屋なのでしょう?
犬ほどの歴史は無いとはいえ、猫も人間の生活に順応して共に生きてきた動物です。その家に応じて勝手に自分の居心地のいい場所を見つけるので、仮に「猫のための部屋」というのを用意しても、そこが気に入らなければ近寄りもしてくれない・・・という事も多々あります。

逆に1ルームのマンションでも、猫の性質でも述べたように猫が安心してくつろげるスペースがあれば猫にとっては居心地の良い部屋と言えます。ただ、動き回れるスペースが狭いと運動不足による肥満やストレスなどの心配がありますから、おもちゃで遊んであげるなどして体を動かしてあげるといいでしょう。

そのような場合、キャットタワーがお勧めです。段差を昇り降りする運動も出来ますし、窓際に設置してあげれば高い場所で寛ぎながら外を眺めてストレス発散・・・と猫にとっては理想のスペースになるかもしれませんね。

猫を飼うためにと気負う必要はありませんが、猫の性質を知っているのと知らないのでは大違いです。
あなたのお家が、あなたの猫ちゃんにとって理想のお家になりますように。