実は3色以上ある!?ロシアンブルーの目の色

美しい銀灰色の毛並みと神秘的なエメラルドグリーンの目が特徴のロシアンブルー。
個体や成長過程によって目の色に違いが出ることがあります。
その特徴的な目の色にはどんな秘密があるのでしょうか。

虹彩のメラニン色素の量で猫の目の色が違う

猫の目の色を決める要因は虹彩に含まれるメラニン色素の量です。
メラニン色素が多いと褐色系の色になり、少なくなるにつれて黄色系、緑・青系の色を持つ目になっていきます。メラニン色素の量はそれぞれの品種の遺伝的特性により決まることから、ロシアンブルーの目の色が鮮やかな緑色をしているのはメラニン色素の量が少ない品種であることを示しています。

成長過程や個体によってもメラニン色素の量は異なる

キトゥンブルーと言って品種を問わず生後間もない子猫の目の色が青いことがあります。
これは虹彩にメラニン色素がまだ沈着していないことによるもので、成長するに従って本来の色になっていきます。また、遺伝により目の色が決まると言っても、同じ品種だからといってメラニン色素の量が全く同じになるわけではなく、成長したロシアンブルーでも目の色が黄色系に近かったり、青系に近かったり微妙に異なっています。

第二次大戦以降の特徴がロシアンブルーのスタンダードに

ロシアンブルーはロシア原産で、もともとの目の色は黄色系だったと言われています。
第二次世界大戦中にその数が減ってしまい、ブルー(銀灰色)の毛色のブリティッシュブルーや蒼い目のシャム猫と交配させることで絶滅をのがれたという歴史を持つ品種です。その時点からのロシアンブルーの特徴がスタンダードとなり、鮮やかな緑色がロシアンブルーの目の色として定着しました。

ロシアンブルーの目の色は生後間もなくは青、いったん黄色になり1~2年かけて鮮やかな緑に変化するのが一般的です。飼い始めた時の目の色が黄色でも時間がたつにつれて変わってくることもあるので心配せずかわいがってあげて下さい。